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教えてモーフィアス

なんちゃってブックレビュー

カミュ 『異邦人』

タヌキの本棚

 「今日、ママンが死んだ」

 

お久しぶりすぎます。タヌキです。

ブログって・・・・・めんどくs・・・

 

いえ、嘘です。

ずぼらなタヌキが文明の利器を使いこなせないでいるだけです。

なんだか、最近顕著に、

近代文明のスピード感が全然体になじまないと感じるようになりました。

タヌキだけでなくたぶんモーフィアスもそう。

 

以前、仕事仲間とおしゃべりしていた時の話なんですけど

お互いの彼氏についてぺちゃくちゃしゃべっていたんですね。

モーフィアスは、基本的に毎日おんなじ格好だ、っていうような話をしたら

「ソレってあれでしょ、ジョブズ意識してんでしょ(笑)」

みたいな嘲笑を買ったんですね。

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ちがうよ!

むしろそういう意識高い系であったほうがまだマシだよ!

モーフィアスは、時折服を差し入れに行かないと、

本当にずーーーっとおんなじ服を着続けます(一応洗濯はしているらしい)。

そういう方向に意識を向けられない性質なんですかね。。。

 

ブログを上手に更新できる人然り、

ファッションにノームコアを取り入れられる人然り、

所謂「意識高い」なんて言われる人は

往々にして律儀で、勤勉なのだなと思うのですよね。

タヌキの意識は地面にめりこんでる。

 

ブログが書けない自分への言い訳終わり。

 

 

:::::::::

 

そんな前説とは微塵も関係のない本のご紹介をします。

いや、ご紹介するまでもないですねー。

 

『異邦人』

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日本ではタレントとしてお馴染みのセイン・カミュの大叔父が

この本の作者、アルベール・カミュです。

 

なんか今、このセイン・カミュの画像探すのにググったら、

 

セイン・カミュ 干された理由】

 

みたいな予測変換がめっちゃ出てきたんですけど干されてるんでしょうか。。。

あぁ、世知辛い世の中ですね。。。

 

この本のあらすじは、

おかんが死んで自暴自棄になったサイコパスチックな主人公が

ちょっとワルな友人と付き合うようになり

そのせいで人を殺しちゃって裁判にかけられる話です。

(なんかごめんなさい・・・・。)

 

私はこの主人公がとっても嫌いなのですが、

モーフィアスいわく男には、

コヤツに憧れる時期が少なくとも一度はあるのだと。

 

 ほーん。

タヌキにはよくわかりませんね。

 

ただ、示唆に富んだメタファーを

読み解くのが楽しいストーリー。

 

主人公のムルソーはあらゆる事柄に否定的で、

なんか、捻くれ者の天邪鬼って印象でした。

 

白井浩司氏のあとがきには

 

「しかし彼(ムルソー)はひとつの真理のために死ぬことを承諾したのだ。

人間とは無意味な存在であり、すべてが無償である、という命題は、

到達点ではなくて出発点であることを知らなければならない。」

新潮文庫「異邦人」第123刷、p138】

 

とあります。

 

タヌキには、

荒くれ者の友人とつるみ、

ムルソーはなんとなく彼が好きだった、みたいな描写が作中にはありました)

異邦人を殺めるに至った経緯のどこに

「真理」があるのかよくわからないのですね。

(後半の文は難しいので触れません。笑)

 

真理って何なんでしょうね。

 

また、カミュは後日自らこの作品について語り、

主人公のムルソーに対して、下記のような解説をしています。

 

「嘘をつくという意味は、ないことを言うだけでなく、

あること以上のことを言ったり、感じること以上のことを言ったりすることだ。

_____ムルソーは人間のクズではない。

彼は絶対と真理に対する情熱に燃え、影を残さぬ太陽を愛する人間である。

彼が問題とする真理は、存在することと、感じることとの真理である。」

新潮文庫「異邦人」第123刷、p138】

 

うーん。

 ニーチェ で言うところの

「デュオニソス的なもの」に似た、

私達がわかってはいけない系の「真理」なんですかね。

むじゅかしー。 

 

理性という側面から語るだけでは足りないもののような感じを受けますね。

 

タヌキはムルソーに批判的で、

こんな奴が近くにいたらめっちゃ嫌だろうなと思いますが、

共感できないところもなくはなかったです。

 

カミュの思考の跡を辿ろう、辿ろうとして読めば、

もっといろんな発見があって楽しいのだろうなとも思います。

 

特にムルソーが獄中で

ギロチンについて考えるシーンはとても興味深かった!

 

難しいことを考えていたら頭が痛くなってきたので寝ます!

おやすみぽんぽこ~。